漁港の沿革や
地魚のレシピ等
・豊浜漁港は、愛知県知多半島の南端、南知多町にあり、伊勢湾に面しています。
刈藻浦(かるもうら)と九十九浦(つくもうら)に抱かれた須左湾を南に配し、北に天神山、日和山が海まで迫り、山々の間に3箇所の谷が海に向かって開いています。
・住宅は谷の先端と谷間のわずかな空間に密集し、典型的な漁村集落です。
集落の配置は西より、中洲、半月、初神、中村、鳥居、高浜、新居、小佐となっています。
・この天然の良港「須佐の入り江」は、万葉集にも歌われています。
味鴨の住む すさの入江の 荒磯松 吾を待つ児らは ただ一人のみ (万葉集巻十一)
※味鴨= アジ
いにしえの奈良時代にも沿岸航路の要地として、また漁業の中心として栄えていたことがうかがわれます。
当組合は、明治年間に漁業組合として設立され、昭和24年に協同組合法が施工されると同時に、豊浜漁業協同組合となりました。
その後昭和37年に、隣接する中洲漁業協同組合と合併する。また、平成22年には内海漁業協同組合とも合併し、現在に至ります。
組合員数は、正組合員数291名、准組合員数728名の計1,019名です。
残念ながら他地域の漁協同様、組合員の高齢化により、組合員数は年々減少しています。
豊浜は小型底曳き網、ぱっち網、船曳き網など、漁船漁業が盛んであり、愛知県下でも有数の漁業地域です。
平成23年度末(2011年度末)の漁業経営体数は、116経営体です。
内訳は、小型機船底曳き網業58経営体、曳き網漁業4経営体、のり養殖15経営体、刺し網及びその他の漁業39経営体となっております。
伊勢湾を主漁場に、渥美外海、三河湾で操業しています。
漁業生産は、生産量19,974トン、のり養殖35,826千枚、生産金額2,333百万円で、近年においてはまずまずの水揚であります。
各漁業種類別の主な魚種は以下のとおりです。
小型底曳き網 ・・・マアナゴ、シャコ、スズキ、車エビ、サルエビ、フグ(シロサバフグ、トラフグ)、マアジ、キス、タイ類、カニ類、イカ類、コノシロ、タコ類、カレイ、カマス、など。
ぱっち網 ・・・カタクチイワシ、マイワシ、コアジ、コノシロ
船曳き網 ・・・イカナゴ、シラス
刺し網・・・ 車エビ、サルエビ、キス、サワラ、カレイ、メバル、コチ、アイナメ、アオリイカ、タイ類
- えび類
- 伊勢えび
- くるまえび
- 赤えび
- よしえび
- 赤足えび
- 白えび
- ウチワエビ
- しゃこえび
- かに類
- ワタリガニ
- 油ガニ
- エッチガニ
- たかあしがに
- うに類
- あかうに
- むらさきうに
- いか類
- あおりいか
- けんさきいか
- するめいか
- もいか
- じんどういか
- たこ類
- あなだこ
- 貝類
- あわび
- あさり
- いわがき
- さざえ
- 平貝
- とこぶし
- ほんみる
- 白みる
- 魚類
- めいたがれい
- むしがれい
- ぜんめ(ひいらぎ)
- このしろ
- まいわし
- うるめいわし
- 片口いわし
- しらす
- まあじ
- むろあじ
- さば
- いなだ(ぶり類)
- ひらめ
- いしがれい
- よりとふぐ
- えそ
- いぼだい
- あなご
- はも
- 太刀魚
- えい
- まだい
- くろだい
- さわら
- ぼら
- すずき
- いかなご
- あまだい
- とらふぐ
- さばふぐ
- きす
- かわはぎ
- はぜ
- めばる
- ほうぼう
- あいなめ
- さより
- 春
- イカナゴ(こうなご)
- シャコエビ
- サヨリ
- アイナメ
- メバル
- ホシガレイ
- キス
- クロダイ
- あさり
- ホンミル
- シロミル
- タイラギ
- アオリイカ
- ケンサキイカ(アカイカ)
- イイダコ
- 天然若布
- 夏
- アナゴ
- ワタリガニ
- シンマキ
- サワラ(鰆)(夏から秋)
- ハモ(鱧)
- ヒイラギ(ゼンメ・イトクイ)
- マアジ
- マイワシ
- 片口イワシ
- ホンゴチ
- マダコ
- イセエビ
- ヨシエビ
- クルマエビ
- 赤エビ
- アワビ
- サザエ
- 平貝
- 秋
- マダイ
- ワタリガニ
- シラエビ(シバエビ)
- ジンドウイカ
- マメダイ(イボダイ)
- サバフグ
- 小アジ
- 太刀魚
- イナダ
- カマス
- 冬
- トラフグ
- ヒラメ
- ホウボウ
- スズキ(マタカ)
- コノシロ
- マトウダイ
- スルメイカ
- ナマコ
- 青ナマコ
- 黒ナマコ
- コノワタ
- 海苔
- 養殖若布(冬から春)